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挙式

森羅万象に感謝し、
祈りを捧げる場所
千年の神域で
とこしえに心を結ぶ
上賀茂神社は1300年の昔より、人々が森羅万象を慈しみ
感謝を捧げる場所として在り続けてきました。
古からの祈りが脈々と息づく神域での挙式は、
儀式ひとつひとつの意味を大切にした厳かな誓いです。
豊かな自然も、人の手で守り継がれてきた社殿も
かつて平安びとたちが眺めた景色そのまま。
時代を超えて、とこしえに。
お二人と、お二人から始まる家族の歴史を、何十年、何百年先も見守り続けます

本殿挙式

神職と巫女に導かれ、境内を練り歩く参進の儀。
平安絵巻のような花嫁行列に、雅楽の演奏が華を添えます
ご祭神、賀茂別雷大神を祀る国宝本殿を眼前に、厳かな誓いの儀を。
総檜造りの社殿は、今から約400年前に徳川家光公が造替したもの。檜皮葺の見事な屋根が美しい、平安時代の趣そのものの空間です。
境内の最も深部に位置する本殿は、通常立ち入ることのできない場所。
神域の清浄な空気に雅楽の調べが響き、古式ゆかしい儀式が
お二人とご両家との絆を固く結びます。

細殿挙式

二の鳥居の正面に立つ重要文化財「細殿」は、天皇や上皇などの貴人が本殿参拝前のひとときを過ごした特別な建物。
鮮やかな緋毛氈に白無垢がきりりと映え、伝統美が息づく風雅な誓いの儀が幕を開けます。
細殿の前に築かれたふたつの円錐型の立砂は、神が宿るための憑代。
御神体である神山を象ったもので、その頂には神話にならって松の葉が。
毎朝、神職の手で行われる 神をお迎えするための儀式です。

宵の結

日が沈み、あたりを夕闇が包む頃
宵の結が静かに幕を開けます。
挙式の舞台となる国宝 本殿や、細殿も
灯火に照らされて昼間とはまるで違う表情に。
神々しさの中、一日の終わりとともに始まる
宵の神前挙式です
松明の火を先頭に歩む宵の参進。
雅楽師が奏でる笙の音色や、月明かりに浮かぶ純白の綿帽子…
神話の世界に迷い込んだような情景が心に刻まれます。