
上賀茂神社正式婚礼衣裳 ローブ・デコルテ
世界文化遺産の上賀茂神社その景観に溶け込む正礼装スタイル“ローブ・デコルテ”が誕生しました
ローブ・デコルテとは、夜会や晩餐会に着用するネックラインを露出させたドレスのこと。日本では明治期に女性の中礼服に定められ、女性皇族の正装として新年の祝賀の儀等で着用されています。
ローブ・デコルテと上賀茂神社。皇族にならった挙式の背景には、天皇の勅命としてはじまった賀茂祭(葵祭)を通じ、いにしえより続く皇室と神社との深い結びつきがあります。
数々の資料を元に誂えたローブ・デコルテの三種。国産シルクの最高級の生地を贅沢に用いた、世界でひとつだけの純白のドレスです。淑女にふさわしいエレガントなシルエットが、花嫁の内に秘められた美しさを引き出します。


大綬 - Sash
金糸を用いた刺繍を全面に施した大綬。立体的な手刺繍で世界的に有名なインドのアトリエに発注し、数ヶ月の制作期間を経て完成した芸術品です。
本来は勲章を吊るすための装飾品ですが、上賀茂神社の神紋「二葉葵」のロゼッタを勲章の代わりにあしらいました。たすき部分の刺繍は神社に植わる紅葉がモチーフになっています。

アクセサリー - Accessory
ティアラ、ネックレス、イヤリングもすべて、上賀茂神社独自の意匠による一点もの。繊細な美しさをたたえる草花模様のプラチナ台に、光を受けて輝くダイヤモンドと伊勢志摩の英虜湾で育まれた完全オーダーメイドの「賀茂真珠」を贅沢にあしらいました。ドレスには同じ生地で誂えたトーク帽をご用意。大綬同様、ポイントに立体的な手刺繍をほどこしています。

新郎衣裳
国産最高級のウールを、この衣裳のためだけに作成した型紙をもとに仕立てました。追求したのは気品漂う、美しいシルエット。裏地には神紋を織り込んだ生地が使用されており、見えない部分にもデザイナーのこだわりが感じられます。また、装飾品としてシルクハットとステッキも。伝統にのっとったトータルコーディネートで、他では体験できない高貴な結婚式を演出します。